iPhoneが「support.apple.com/iphone/restore」と表示された画面でフリーズした場合

アップデート中にiPhoneがクラッシュしてしまい、「support.apple.com/iPhone/restore」と書かれた画面が表示されたとき、ロックを解除するにはどうしたらいいでしょうか？

• アップデート中に携帯がクラッシュしてしまい、iTunesに接続する画面が表示されました。初期化と復元を試みましたが携帯は何の反応もしません。ロックを解除するにはどうしたらいいでしょうか？

携帯に黒い画面でiTunes接続マーク（iTunesのロゴ又はコンピュータのイラストとUSBケーブルのイラスト）及び「support.apple.com/iPhone/restore」と表示された場合、デバイスが悪名高きiPhoneリカバリーモードと呼ばれるiPhone復元画面になっているということです。これはアップデートや携帯の復元に失敗した時、古いバックアップから携帯を復元する時、又は新しいデバイスを初期設定する時に起こる場合があります。

復元画面でフリーズするとは？

画面上部に「support.apple.com/iphone/restore」と表示されたiTunes接続エラーが起こる場合、ハードウェアに関連した問題が原因となっている場合もあります。（スマートフォンを酷い落とし方をしてたり、マザーボードが酷くダメージを受けているなど）

それでも心配しないでください。問題は思うほど深刻ではありません。iPhone生活を失わずに救済する、iPhoneの「support.apple.com/iphone/restore」画面のフリーズを直す方法がいくつかあります。iPadのリカバリモードループから抜け出す方法については別の記事で紹介します。

１．デバイスを強制的に再起動する

強制再起動（ハードリセットとも呼ばれる）が、iPhoneの復元画面フリーズを直す手っ取り早い解決方法になります。iPhoneの強制再起動をする方法はシンプルにデバイスの電源を切り、また入れ直すだけです。この間に正常に動作していないソフトウェアを排除し、システムを一から起動し直します。尚、デバイス上のファイルは削除されません。

iPhone 8, X, XS, XR, 11またはそれ以降のiPhoneをお使いの場合：

• 音量を上げるボタンを押してから素早く放します。
• 音量を下げるボタンを押してから素早く放します。
• Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを押し続けます。

iPhone 7 又は 7 Plusをお使いの場合：

• サイドボタンと音量を下げるボタンの両方を同時に押し続けます。
• Appleロゴが表示されたら、ボタンを放します。

iPhone 6s, 6, SE, 5S又はそれ以前のiPhoneをお使いの場合：

• サイド（又はトップ）ボタンとホームボタンの両方を同時に押し続けます。
• Appleロゴが表示されたら、ボタンを放します。

ハードリセット後も、iPhoneの画面が「support.apple.com/iphone/restore」と表示されたままフリーズしている場合、さらなる措置を講じる必要があります。

２．iPhoneのiOSを再インストールする

iPhoneが「support.apple.com/iphone/restore」の画面でフリーズした場合、パソコンでiTunesを起動し、デバイスと接続させた上でiOSを再インストールする必要があります。これにより結果的にiPhoneリカバリーモードから脱出でき、起動して動作するようになります。これはソフトウェアアップデートと同じプロセスであるため、最新バージョンのiOSを再インストールしてもデータは消えません。

始める前に、Macがアップデートされているかご確認ください。Windowsのパソコンをご利用の場合、iTunesの最新バージョンがインストールされているかご確認ください。

• USBケーブルで、iPhoneをパソコンに接続してください。
• 接続後、「アップデートまたは復元を必要としているiPhone“[iPhone名]”に問題があります。」と表示されます。
• アップデート（復元ではない）をクリックし、iOSをデバイスへインストールします。

iPhoneをアップデートができず（どうするか？ ）、「support.apple.com/iphone/restore」エラーが続く場合、復元機能を使いソフトウェアの全コンテンツを削除して再インストールする前に、携帯を一旦置き、次のトラブルシューティングの方法についてご参照ください。

３．iOSの診断、修復ツールを適用する

強制再起動やiOSの再インストールでも「support.apple.com/iphone/restore」表示の復元画面が解決できない場合、問題は混乱したオペレーティングシステムが起因である可能性があります。これは、専用のiOSシステム修復ソフトウェアソリューションを使わない限り、ソフトウェアのバグを特定するのは難しいです。iOS System Recovery はデータ損失を防ぎつつエラーを特定し、破損したファームウェアを根本から修復する賢いツールです。

一度Macやその他パソコンにユーティリティをインストールすれば、処理はほぼ自動的に行われます。そしてiPhoneに潜むソフトウェアの不具合を検出し、見つかれば、デバイスのアクセスと機能が維持できるよう、直ちにiOSの再インストールをしてください。

「support.apple.com/iphone/restore」と表示された復元画面のフリーズの他にも、Appleロゴ、ブートループ、白い画面、黒い画面、充電不能、電源が入らない、Wi-Fiに接続できないなどの問題を解決することができます。

簡易的なチュートリアルで、iPhoneをリカバリモードのiTunes接続画面から脱出させの解決方法を説明しています。また、ステップバイステップガイドのページでも紹介しています。そのためにはまず、iOSシステム修復プログラムをパソコンにダウンロードする必要があります。

• ソフトウェアをインストールし起動します。
• iPhoneをパソコンに接続します。
• 左下のモジュールから「その他のツール」を選択します。
• 「iOSシステム修復」タブをクリックし、次の画面で「スタート」をクリックします。
• 「標準モード」を選択し、「確認」をクリックします。
• iOSパッケージの最新バージョンをダウンロードします。
• 「すぐ修復」ボタンをクリックして処理を完了させます。

これで何の問題もなくiPhoneを再起動し、「support.apple.com/iphone/restore」画面をスキップさせられる筈です。

４．DFUモードを使いiPhoneを復元する

場合によっては最初からやり直す必要があります。DFU復元によってスマートフォンの全データが消去され、工場出荷時の状態に戻しても構わない場合です。

iPhone DFUモードは、iPhone が 「support.apple.com/iphone/restore」画面でフリーズし、その復元画面から抜け出せない状態を含むデバイスを機能不全にするようないかなるシステム エラーをも修復するためのより掘り下げたオプションです。このプロセスはやや複雑で、お持ちのiPhoneのモデルによって手順が変わります：

１．最新バージョンのiTunesを起動します。macOS Catalina 10.15のMacをご利用の場合、Finderを起動します。

２．USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続します。

３．iPhoneをDFUモードにします：

• iPhone 8 以降の場合：音量を上げるボタンを押してすぐに放し、音量を下げるボタンを押してすぐに放します。画面が完全に暗くなるまでサイドボタンを押し続けてください。サイドボタンと音量を下げるボタンを５秒間押し続けます。サイドボタンは放しますが、「iTunesはリカバリモードのiPhoneをみつけました」と表示されるまで、音量を下げるボタンは放さないでください。
• iPhone 7、iPhone 7 Plusの場合：電源ボタンと音量を下げるボタンを同時に１０秒間押し続けます。電源ボタンは放しますが、「iTunesはリカバリモードのiPhoneをみつけました」と表示されるまで、音量を下げるボタンは放さないでください。
• iPhone 6s以前の場合：トップボタン (またはサイドボタン)と ホームボタンを同時に８秒間押し続けます。トップボタン（またはサイドボタン）のみを放し、ホームボタンはそのまま１０秒間放さないでください。「iTunesはリカバリモードのiPhoneをみつけました」と表示されます。

４．iTunesウィンドウの「OK」をクリックしメッセージを閉じます。

５．iPhoneを復元をクリックし、iOSのクリーンインストールをしてデバイスを復元します。

プロセス完了後、iPhone を一からセットアップするか、バックアップ（復元画面問題が発生する前に取ったものがあれば）でセットアップをすることが可能です。DFU 復元により、無料でデバイスを復元画面から解放させることができますが、 iPhoneが iTunesを介して復元できず、 iTunesで「iPhone“[iPhone名]”を復元できませんでした。不明なエラーが発生しました(9)。」と表示された場合、こちらのAppleサポートトラブルシューティングの記事をご参照ください： iPhone、iPad、iPod touch の復元時にエラー 9、4005、4013、4014 が表示される場合

５．ハードウェアの問題を確認

iPhone のハードウェア、特にマザーボードは故障しやすい傾向にあります。酷く損傷しているかデバイスと接続できない場合、携帯はロックされ、「support.apple.com/iphone/restore」画面（サポートウェブサイトのアドレス）でフリーズします。最終段階としてお近くのAppleストアでGenius Barの予約を取り、ハードウェアエラーをチェックしてもらい修理や交換をしてください。

お使いの iPhone がまだ保証期間内にある場合、またはデバイスのAppleCare+ プランに加入している場合は、料金を支払う必要はありません。スタッフが問題を解決してくれます。