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iPhoneが故障した原因と5つの対処法

iPhoneが故障して電源すら入らない場合に、修復をより簡単に行うためのガイドを詳しくご紹介しますので、ぜひ対処法を見つけてiPhoneを正常な状態に戻しましょう!

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井上 なお美 最終更新日: 2023 / 05 / 09
  • 新品のiPhone 6 Plusが動かなくなってしまい電源が入りません。動かなくなる前に、充電は満タンにしていました。勧められた通り、ソフトリセットやハードリセット、DFUモードに切り替えたり、スリープ/スリープ解除ボタンとホームボタンを同時に15秒間長押しするなど、全て試しましたがどれも効果はありませんでした。iPhoneは全く動かず、非常にガッカリしました。

このようなエラーが発生する場合、おそらくiPhoneは故障していて、再起動したり電源を入れるのに問題があると思われます。電池切れ、ソフトウェアの故障、またはバッテリーの不具合やその他ハードウェア不良が原因でデバイスが故障したのかどうかに関わらず、デバイスの修復を喜んでお手伝いします。そのため、Appleサポートに連絡をしたり近くのGenius Barで予約をする前に、iPhoneが故障した原因を確認し、それぞれの対処法を試して問題を解決しましょう。そうすれば今すぐiPhoneを捨てる必要はなくなります。

ヒント: Appleでは、完全に故障したiPhoneをリサイクルするサービスを提供しています。こちらのページにアクセスして、デバイスをリサイクルに出す前にステップを確認しましょう。

iPhoneが故障して電源が入らない原因

まずは、すべての可能性を除外し、iPhoneが故障した根本的な原因を突き止めます。起こり得る問題をすべてご紹介できるわけではありませんが、最も一般的な問題が以下の通りです。

  • iPhoneの充電残量が少ないまたは充電が必要。
  • iOSソフトウェアによる不具合。画面が真っ黒になり、デバイスがクラッシュして、電源が入らず復元やアップデートができない
  • バッテリー不良やロジックボード不良など、ハードウェアの問題が原因で、デバイスが動かなくなったり全く反応しないことがある。

これらの原因によるiPhoneが故障する場合に、修復をより簡単に行うためのガイドを詳しくご紹介しますので、ぜひ対処法を見つけてiPhoneを正常な状態に戻しましょう!

デバイスを充電する

より高度な対処法を実践して故障したiPhoneを修理する前に、バッテリーが充電されていることを確認しましょう。すなわち、付属のUSBケーブルとUSBアダプタを使用して、デバイスがコンセントに接続されているかを確認します。低電力で完全にバッテリー切れになっている場合は、より長時間の充電が必要になることがあります。

故障したiPhoneを修復する

差し込み口、充電ケーブル、電源アダプタ、さらにiPhoneが機能していれば、バッテリーのロゴが再度表示され、数分で画面がオンに切り替わるはずです。それでもなお、画面が真っ黒であるか、充電後に電源がオフの状態でロゴが表示される場合は、デバイスが充電されていないあるいは充電器が認識されていません。

充電をしても反応がない場合は、バッテリーの不具合を解決するのに役立つこの記事を読んでみてください。それでもiPhoneが起動しないのであれば、バッテリーの交換が必要になることがあります。次のステップに進み、ソフトウェア関連の問題があるかどうかを確認しましょう。

デバイスをハードリセットして電源を入れ直す

ソフトウェア関連と思われるいかなる問題にもハードリセットは常に有効であり、保存されているコンテンツを失うこともありません。iPhoneが動かないまたはフリーズした時には、再起動やメモリの再読込が必要になることがあります。つまり、画面が真っ黒になり、何にも反応しないような状態です。iPhoneをハードリセットする方法は、デバイスのモデルによって異なります。

iPhone 6s, 6, SE(第1世代)またはそれ以前のモデルの場合は、電源ボタンとホームボタンによって解決できるはずです:

  • 電源ボタンとホームボタンを同時に30秒間長押しします。
  • iPhoneが再起動したらボタンを離します。

iPhone 7およびiPhone 7 Plusの場合:

  • 音量を下げるボタンとスリープ/スリープ解除ボタンを同時に長押しします。
  • 画面にAppleのロゴが表示されたらボタンを離します。

iPhone 11以降, またはXR, XS, X, SE (第2世代), 8, 8 Plusの場合:

  • 音量を上げるボタンを押して素早く離します。
  • 音量を下げるボタンを押して素早く離します。
  • Appleのロゴが表示されるまでサイドボタンを長押しします。

この時点で、故障して動かなくなったiPhoneがハードリセットによって修復されたかどうかを確認してみましょう。修復されなかった場合は、スクリーンが真っ黒の状態でiPhoneが動かない原因となる、ソフトウェアのちょっとした不具合の可能性があります。このまま読み進めて、不具合を修復しましょう。

関連記事:iPhoneがブルースクリーンになった場合の対処法6選

サードパーティーツールを使用してiOSを修復する

iTunesバックアップからiPhone を復元して、テキストと写真が復活したと思ったら、iPhoneが故障して電源が入らない!という経験はありませんか?他にも、iOSをアップデートしたらiPhoneがクラッシュして元に戻らず、何回ハードリセットを試しても画面は黒いまま…なんてこともあるかもしれません。問題の根本的な原因がソフトウェアの故障である場合、iOS修復ツールを使用することで解決できます。

iOS System Recoveryは有効な修復ツールで、上手く問題を解決してくれます。iOSデバイスやシステムパフォーマンス全体に重大な影響を与えかねない、あらゆるソフトウェア関連の不具合を修復することができます。iPhoneが突然動かなくなり、画面が真っ黒になった場合でも、このツールを使えば根本的な原因をより簡単に特定できます。画面がフリーズまたは動かない、Appleロゴで固まる、リンゴループが起こる、電源が入らない、またはその他の問題でも簡単に修復可能です。

iOSのバージョンに関わらず、故障して電源が入らないまたはフリーズしているiPhoneを以下の手順で修復してみましょう。最終的に、全てのエラーが解消された最新版のiOSをデバイスがインストールするはずです。

  • インストールが完了したらソフトウェアを開き、画面左にある"その他ツール"をクリックします。
  • "iOSシステム修復"タブを選択し、それからスタートボタンをクリックします。
  • デバイスをパソコンに接続します。iPhoneに異常がある場合は、修復ボタンをクリックします。
  • データを失わずに故障したiPhoneを修復するには、まず"標準モード"にチェックを入れ、確認ボタンを押して次に進みます。
  • 表示されたiOSファームウェアパッケージから、最新バージョンを選択します。
  • 次へボタンをクリックしてファームウェアをダウンロードします。
  • ダウンロード完了後、すぐ修復ボタンを押してエラーを直します。
  • これでようやくiPhoneが復活します!

関連記事: iTunesバックアップあり・なしでiPhoneのテキストメッセージを復元する方法

デバイスをDFUモードにして復元する

上記でご紹介した方法では故障したiPhoneが修復されなかった場合、DFUモードで復元を試すのがいいでしょう。これは最も複雑な復元方法であり、iPhoneを復活させるための最後の望みです。この方法を実践する前に、できるだけデバイスのバックアップをロカールのコンピューターやストレージに取っておくことをおすすめします。

  • 最新版のiTunesがインストールされているパソコンにiPhoneを接続します。macOS 10.15以降のMacを使用する場合は、Finderを開いてからデバイスを接続します。
  • iTunesまたはFinderのウィンドウで、デバイスを選択します。
  • バックアップセッションで、「このコンピュータ」のオプションにチェックを入れ、「今すぐバックアップ」ボタンをクリックします。

残念ながら、iTunesまたはFinderがデバイスを認識できない場合は、バックアップを作成することができず、完全に初期化した後にすべてのデータが失われます。故障したiPhoneをDFUモードで復元し、ソフトウェアの不具合を解消する手順は以下の通りです。

iPhone 8, 8 Plus, X, XS, 11, SE(第2世代)以降の場合:

  • USBケーブルでデバイスをパソコンに接続し、FinderまたはiTunesを開きます。
  • 音量を上げるボタンを押して素早く離します。
  • 音量を下げるボタンを押して素早く離します。
  • 画面が黒くなるまでサイドボタンを長押しします。
  • サイドボタンと音量を下げるボタンを同時に5秒間長押しします。
  • サイドボタンのみを離し、「iTunesはリカバリモードのiPhoneを見つけました」と表示されるまで音量を下げるボタンを長押しします。
  • デバイスの画面が黒くなるまでこのプロセスを繰り返します。
  • 「iPhoneを復元」をクリックして、故障して電源を入れることができないデバイスを復元します。

iPhone 7およびiPhone 7 Plusの場合:

  • デバイスをパソコンに接続し、iTunesまたはFinderを開きます。
  • スリープ/スリープ解除ボタンと音量を下げるボタンを同時に長押しします。
  • 10秒後にスリープ/スリープ解除ボタンのみを離し、音量を下げるボタンは画面が黒くなるまで押したままの状態にします。すると、iTunesまたはFinderでデバイスが表示されます。
  • 「iPhoneを復元」をクリックし、指示に従って作業を完了させます。

iPhone 6s, 6s Plus以前の場合:

  • iTunesまたはFinderを開き、USBケーブルを使用してデバイスをパソコンに接続します。
  • サイドボタンとホームボタンを同時に8秒間長押しします。
  • サイドボタンのみを離し、「iTunesはリカバリモードのiPhoneを見つけました」とiTunesに表示されるまでホームボタンを長押しします。
  • 「OK」をクリックしてポップアップ画面を閉じ、「iPhoneを復元」を押して作業を開始します。

Apple 公式サービスを受ける

上記の方法を全て試しても、iPhoneが動かない、画面が反応しないまたはフリーズしているなどの問題が未だに残っている場合は、Genius Barで予約をしてApple Storeに持ち込む以外に方法はありません。デバイスが保証対象であるか、Apple Careに加入している場合は、無料でAppleの修理が受けられます。

ハードウェアの故障と診断されるのは、とても苛立たしいものです。画面の誤作動、バッテリーの不具合、またはロジックボードの故障など、大抵はハードウェアの問題が原因です。iPhoneが完全に故障している場合は、以下のリンクからサービスを受けることができます。

Appleサポート - iPhoneの修理サービス

Appleサポート - サポートや修理サービスに関する Apple へのお問い合わせ

故障したiPhoneが復活し反応するように

これで、故障したiPhoneの電源が入るようになり、正常に機能するはずです!以上、故障して全く使い物にならなくなるようなあらゆるiPhoneのトラブルを解決するのにピッタリな対処法をご紹介しました。

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