【保存版】PC/オンライン/iPhone/Androidで画面を簡単に録画する方法まとめ

画面を録画したい時、できるだけ簡単にかつ綺麗に録画したいですよね。以下ではPCにインストールするソフトだけではなく、様々なデバイスやOSで簡単に使える録画方法をまとめました。

パソコンやスマホでオンライン会議をしたり、ゲームをしたり、動画を見たりしている時に、その画面を録画しておきたいという場合がよくありますよね。あなたはどのようにして録画していますか？　以下ではパソコンやスマホで画面を簡単に録画・保存・編集する方法をまとめました。

Part1. PC画面を簡単に録画できるソフトオススメ

ソフト1. AppGeeker Screen Recorder

(1) 機能、長所

• フルスクリーン、特定のウィンドウ、ゲームキャプチャ、Webカメラ録画等を選べます。
• PC画像とWEBカメラの同時録画が可能です。
• マイク音声とシステムオーディオの同時録音が可能です。
• 指定した時間での録画自動終了や、録画時間をスケジュール設定もできます。
• 録画した動画や画像に注釈を付けることができます。
• マウスカーソルの強調ができます。
• 様々なファイル形式での保存、トリミング、結合、圧縮が可能です。

(2) 欠点：無料体験版では録画時間は３分間のみで、またトリミングはできません。

(3) 録画・編集・保存方法

ステップ1. Screen Recorderを起動して「動画レコーダー」を選択します。

ステップ2. 録画範囲（フル/自定義）、ウェブカメラのON/OFF、システム音のON/OFF、マイク音のON/OFF等を設定します。

ステップ3. 録画範囲が「自定義」の場合は録画範囲（オレンジ破線）を設定します。

ステップ4. 「REC」ボタンを押すと３秒後に録画が始まります。

ステップ5. 停止ボタンを押すと録画が停止し、プレビューが始まります。

ステップ6. 必要に応じて「トリミングを」行い、「完了」ボタンを押して保存します。

ソフト2. Icecream Screen Recorder

(1) 機能、長所

• PC画像とWEBカメラの同時録画が可能です。
• マイク音声とシステムオーディオの同時録音が可能です。
• MacOS、Androidにも対応しています。
• 編集ではクロッピング、出力フォーマット変更、サイズ変更等が可能です。
• 60fpsまでフレームレート対応しているため素早い動きの多いゲームや3Dゲームなどの実況に適しています。
• 前回撮影した範囲を記憶して録画する機能が搭載されていて、固定の場所で画面録画するのに便利です。

(2) 短所

• Mac対応となっていますが、一部の機能はWindowsのみしか使用できません。
• Webカメラには対応していますが、画面録画と同時におこなう必要があり、Webカメラのみの撮影には対応していません。
• 買取価格は　\11,216と割高です。無料体験版もありますが、録画時間は５分です。

(3) 録画・編集・保存方法

ステップ1. Icecream Screen Recorder を起動します。

ステップ2. 「ビデオキャプチャ」をクリックして、録画範囲を選択します。

ステップ3. 「カスタムエリア」を選択した場合は、グレーの破線を動かし、録画範囲を設定します。

ステップ4. ツールバーが表示されるので「Rec」ボタンをクリックすると、3秒後に録画が始まります。

ステップ5. 「停止」ボタンを押すと録画が終了し、「動画ファイルの保存」画面が表示されるので、ファイル名を指定して「保存」をクリックすると、録画が保存されます。

ステップ6. 編集する場合は「歴史」で動画を選択し「Edit」ボタンをクリックすると編集画面が立ち上がります。

ソフト3. Xbox Game Bar

(1) 機能、長所

• Windows10以降に組み込まれた標準アプリなので、通常はインストールの必要がありませんが、インストールされていない場合はマイクロソフトのストアから無料でダウンロードしてインストール可能です。
• デスクトップに表示されているゲームやアプリの画面録画、音声録音ができます。
• スクリーンショットを撮ることも可能です。

(2) 短所

• 動画を録画するにはPC のビデオカードがIntel Quick Sync H.264 以降などのエンコーダーに対応している必要があります。
• アプリケーション、ブラウザ以外のデスクトップやエクスプローラーは録画できません。
• 録画しているウインドウサイズを変えたり画面を切り替えたりすると、録画が停止し、強制終了してしまいます。

あわせて読みたい：Windowsの画面録画は「Xbox Game Bar」~ 使用方法の基本を解説

ソフト4. QuickTime player

(1) 機能、長所

・Apple社が開発したメディアソフトで、MacだけではなくWindowsでも利用できるフリーソフトで、iTunesをダウンロードすることにより自動的にインストールされます。
・Mac版では動画や音声の再生だけではなく、動画の撮影や音声や画面の収録、編集を行うことも可能です。

(2) 短所

・録画できるのは選択したアプリのウィンドウのみで、デスクトップ画面全体を録画することはできません。
・現在もWindowsで使用できますが、Windows版のサポートは2016年に終了しています。

あわせて読みたい：QuickTimeを使ってMacで録画・録音する方法

ソフト5. FlashBack Express

(1) 機能、長所

• PC画像とWEBカメラの同時録画が可能です。
• マイク音声とシステムオーディオの同時録音が可能です。
• 編集機能にクロッピング（画像範囲指定）があります
• 無料で画面録画、編集が可能です。

(2) 短所

• 編集でクロッピングはできますが、トリミング（カット編集）はできません。
• Ver.5では録画はFLVで保存されるので、Mli4にするには再出力する必要があります。
• Ver.6では音声録音はマイクのみで、PC音源を録音できません。
• 画面録画、編集を自由に行うには、有料（買取 \6,950)のFlash Back liroが必要です。

あわせて読みたい：
・PCやスマホでdTV動画をダウンロード・録画する方法
・バレずにSnapchatの動画を録画・保存する方法まとめ

Part2. 使いやすいオンライン録画ツールオススメ

サイト1. DemoAir

(1) 機能、長所：PC画面やWebカメラ、または両方を同時に録画し、ビデオメッセージを共有できます。

(2) 短所

・無料で録画できるのは10分までです。
・録画するウィンドウは選べますが、細かい範囲指定はできません。

(3) 録画・編集・保存方法

ステップ1. 録画モード（PC画面/WEBカメラ/画面とWEBカメラ/音声）を選択し、「録画開始」ボタンをクリックします。

ステップ2. 共有画面を選択し、「共有」ボタンをクリックすると、３秒後に録画が開始します。

ステップ3. 「終了」ボタンを押すと保存画面になるので、ファイル名、ファイル形式、保存場所等を選択して保存します。その段階でトリミング編集ができます。

サイト2. FlexClip

(1) 機能、長所：編集機能が多彩で、文字、音楽、画像、アニメ等の素材がたくさん用意されています。

(2) 短所

・無料版は解像度が低解像度の480Pに限定されています。
・無料版は編集できる動画の長さが60秒までで、保存できるのは１プロジェクトのみです。

(3) 録画・編集・保存方法

ステップ1. 「記録開始」ボタンをクリックして「録画モード」を選択し、「次へ」をクリックすると「録画設定」画面が出るので「音声収録オプション」を選んで「録画開始」をクリックします。

ステップ2. 共有画面を選択し、「共有」ボタンをクリックすると、３秒後に録画が開始します。  

ステップ3. 「停止」ボタンを押すとダウンロード画面になるので「ダウンロード＆編集」ボタンをクリックします。

ステップ4. 編集画面になるので、編集して保存します。

サイト3. HitPawオンライン画面録画

(1) 機能、長所

・字幕追加、ウォーターマーク追加、ループ再生など、多彩な編集機能を搭載しています。
・録画範囲を指定できませんが、録画終了画面でカットオプションをクリックし、 クロップ＆回転機能を選択して、動画を切り取ることができます。

(2) 短所

・録画するウィンドウは選択できますが、細かい範囲指定はできません。
・無料で録画・編集できるのは20MBまで、1日6ファイルまでです。

サイト4. veed

(1) 機能、長所

• 画面だけ、ウェブカメラだけ、または両方を同時に録画できます。
• 無料で１時間まで録画できます。
• Chrome 拡張機能をインストールすると、より簡単に録画が可能となります。
• ビデオを編集で録画画面にテキスト、字幕を追加できます。

(2) 短所：「画面録画ツール」のサイトは英語サイトのみです（他のツールは日本語サイトあり）。

Part3. iPhoneで画面を簡単に録画する方法

1.iPhoneの標準機能「画面収録」

iOS11以降のiPhoneでは、「画面収録」という画面録画機能が標準で搭載されていて、以下の手順で録画できます。

ステップ1. ホーム画面から「設定」、「コントロールセンター」の「コントロールを追加」から「画面収録」を追加します。

ステップ2. コントロールセンターに「画面収録」が追加されるので、「画面収録」をタップすると、三秒後に録画が開始します。

2.DU Recorder

(1) 機能、長所

• 解像度、フレームレート、ビットレートを設定でき、HD動画にも対応しています。
• フロントカメラの利用、外部音の録音が可能です。
• 録画内にクリック操作の表示が可能です。
• YouTube, Facebook,Twitchにライブ配信可能です。
• シンプルなビデオエディタが付属しています。
• 録画時間に制限がありません。

(2) 欠点

・スマホ画面の端にアイコンが常駐します。
・撮影時に範囲指定ができず切り抜きが必要で、また前回の切り抜き範囲も記憶できません。

Part4. Androidで画面を簡単に録画する方法

1. Androidの標準機能

Android 11以降、画面録画機能「スクリーンレコード」が標準搭載となり、以下の手順で録画できます。

ステップ1. 画面を上から下へスワイプしてドロップダウンメニューを表示し「スクリーンレコード開始」をタップします。

ステップ2. 録画に音声を入れたい場合は「録音」をON、画面上のタップも記録したい場合は「画面上のタップも記録する」をONにします。

ステップ3. 「開始」ボタンを押すと録画が開始され、画面上に赤いマークが表示されるので、録画したい操作を開始します。

ステップ4. 画面録画を停止したいときは、ドロップダウンメニューの「タップして停止」をタップします。

2.AZ スクリーン レコーダー

(1) 機能、長所

• フルHDおよびQHD動画を録画できます。
• マイクからの音声録音、スクリーンタッチの表示、画質設定、フレームレート、カウントダウンタイマー、スローモーション、テキスト・ロゴ表示　などが可能です。
• 録画時間に制限がありません。
• ウォーターマークや、広告表示がありません。

(2) 短所

・スマホ画面の端にアイコンが常駐します。
・無料登録の際にもカード情報等の登録が求められ、無料期間終了後に自動課金されます。

【まとめ】

パソコンやスマホで画面を簡単に録画・保存・編集する方法を紹介しました。オンラインツールはネットに繋がればどこでも使えるので便利ですが、その安全性には不安があります。また、PCやスマホに標準搭載されているツールは、インストールする必要が無いのですぐに使えますが、画面録画ソフトに比べると、使い勝手がよくないものが多いようです。無料で体験できるAppGeeker Screen Recorderのような画面録画ソフトを試用してみて、気に入ったものを購入されてはいかがでしょうか。