iPhone 14のパスコードを忘れた！自宅でも手軽に解決できる4つの対処法

iPhone 14がパスワードを忘れてロックされていて、使えなくなった？慌ててにAppleサポートに連絡するのはまだ早い、ここでは、自力でiPhone 14ロック問題を迅速に解決できる方法を紹介します。

新しく購入したiPhone 14のパスコードを忘れてしまい、ロックが解除されずに「iPhoneは使用できません」画面に固まったまま、大変なことになります。まだ買ったばかりなのに、Appleストアの予約には待ち時間がかかることもありますし、アイフォンを持ってお店に行かなければならないこともあり、かなり面倒です。実は、パスコードなしでiPhoneのロックを解除するには自宅からいくつかの対処法があります。

この記事では、iPhone 14のパスコードを忘れてしまった場合に、iPhone 14ロック解除に必要な条件に応じて、iTunesを使用、iCloudを使用、iPhone Unlockerを使用の3つの補助デバイスが必要な方法と、他の補助デバイスが必要でない緊急画面からロックを解除するの合計4つの方法に分けられます。状況に応じて最適な方法を選択してください。

補助デバイスありでiPhone 14のロックを解除

まず、補助デバイスを必要とする3つの方式を紹介します。1つ目と2つ目の方法は、パソコンを使用する必要がありますが、iPhone 14のパスコードや2次認証は必要ありません。3つ目の方法は、他のモバイルデバイスからリモートでiPhone 14をロック解除することができますが、Apple IDのパスワードの使用が必要で、二次認証が必要な場合があります。

iTunesを使ってリカバリモードでiPhone 14を復元

普段からiTunesを使ってiPhoneのデータを管理しているのであれば、使用できなくなったiPhone 14をiTunesで復元することができます。その方法は非常に簡単で、必要なのは、利用できるUSBケーブル、iTunesがインストールされたコンピュータ、およびパスコードが忘れたiPhone 14本体だけです。手順は、iPhone 14をリカバリモードにして、iTunesに接続し、ロックされたiPhone 14を復元するだけです。具体的な操作手順は次のとおりです。

• ロックアウトされたiPhone 14を電源をオフにします。
• iPhone 14をリカバリモードにします：まず、iPhone 14の音量を上げるボタンを押して素早く放し、音量を下げるボタンを押して素早く放します。次に、サイドボタンを長押しして、リカバリモードに入ったらボタンを放します。



iPhoneリカバリモード画面

• リカバリモードのiPhone 14とPCをUSBケーブルで接続します。
• iTunesが起動したら、iPhoneの復元またはアップデートを求めるダイアログが表示されます。ダイアログで「復元」を選択します。



• 次のダイアログで「復元とアップデート」をクリックすると、iTunesがロックされたiPhone 14の復元プロセスを開始します。



• 表示されたプロンプトに従い、復元を完了します。その間、iPhone 14をコンピュータに接続したままにしておいてください。

復元が完了したら、iPhone 14をコンピュータから取り外すことができます。その時、iPhone 14の忘れたパスコードが解除され、セットアップ画面でiCloudバックアップからiPhone 14を復元するか、iPhone 14をコンピュータに接続し続けてiTunesバックアップからiPhoneを復元するかを選択できます。

iUnlockerでiPhone 14のロックをパスコードなしで解除する

過去にiTunesを使ったことがない、あるいはiPhone 14のロックを解除するのにiTunesを使いたくない場合は、iPhone Unlockerの使用することをおすすめします。これはiPhoneのロックを解除するために特別に開発されたソフトウェアであり、余計な機能なく、iPhoneに悪影響を与える心配はありません。パソコンを用意してこのソフトをインストールし、ロックされたiPhone 14をケーブルでパソコンに接続し、ロック解除ボタンをタップするだけです。

具体的な手順は次の通りです。

• ソフトを起動し、「パスコード 解除」を選択し、パスコードが忘れたiPhone 14をリカバリモードにしてパソコンに接続します。



• ソフトのプロンプトに従って進み、デバイス情報画面で適切な情報を選択し、ファームウェアをダウンロードします。一般的にソフトはデバイス情報を自動的に認識します。



• ダウンロードが完了したら、注意画面で「0000」を入力し、「アンロック」をクリックします。

ソフトは、パスコードを忘れたiPhone 14の画面ロックを解除します。ロック解除が完了したら、通常どおりiPhone 14をセットアップできます。

関連記事：iUnlockerでセキュリティロックアウトされたiPadのロックを解除する方法

iCloudを使ってiPhone 14のロックを解除 - Apple ID必要

近くに利用できるパソコンがない、または別にソフトをダウンロードしたくないですか？ご心配なく、ブラウザにアクセスできる任意のデバイスからiCloudのウェブサイトにログインし、パスコードを忘れたiPhone 14をリモートで消去することもできます。

ただし、この方法を使用するには、iPhone 14の「探す」機能がアクティブで、携帯はインターネットに接続されている必要があります。通常、「探す」機能はデフォルトでオンになっており、手動でオフにしない限り常に有効な状態です。

なお、新しいデバイスを使用してiCloudにサインインしている場合は、アカウントへのサインインに2次認証が必要になることがありますので、この認証メッセージを受信して表示できるデバイスを用意しておく必要があることに注意してください。

• 補助デバイスでブラウザを開き、iCloudのページにアクセスし、iPhoneと同じアカウントでiCloudにサインインします。



• メニューバーにある「iPhoneを探す」をクリックしてログインします。



• 画面の中央にあるデバイスのリストから、ロックを解除したいiPhone 14を選択します。



• 表示される画面で「iPhoneを消去」を選択し、表示されるダイアログから「消去」をクリックしてパスコードなしでiPhone １４をリセットします。

するとパスコード忘れたiPhone 14のリモートワイプ プロセスが開始され、プロセスが完了したらiPhone 14の設定ができるようになります。

補助デバイスなしでiPhone 14をロック解除

手元に使える他のデバイスがない場合は、iPhone 14のロック画面の「iPhoneを消去」オプションからiPhone 14のロックを解除することもできます。ただし、このオプションは最初から画面にあるわけではなく、iPhone 14のロック解除に何度も失敗した後に出てくるため、この方法を選択するにはちょっとした根気が必要です。

一般的には、パスコード入力を5回連続で間違えると1分、6回で5分、次で15分、その次で1時間と待たなければパスコードを再入力できません。このとき、iPhone 14のロック画面には「iPhoneを消去」のオプションが表示されます。急いでiPhoneを使いたい場合は、上記の方法を選択することをお勧めします。なお、この方法にもApple IDのパスワードが必要です。

• Phone 14のロック画面に「iPhoneを消去」が表示されるまでパスコードを入力し続けます。
• 「iPhoneを消去」をタップし、プロンプトに従ってプロセスを行います。
• Apple IDからサインアウト画面で、Appleアカウントのパスワードを入力してサインアウトし、再度「消去」をタップします。この時点で、iPhone 14は消去タスクを開始します。

ロックされたiPhone 14の消去プロセスが完了すると、画面ロックも削除されます。iPhone 14は通常通り設定できます。

関連記事：iPhone 14が勝手に「iPhoneは使用できません」画面が表示される場合

まとめ

以上が、パスコードが忘れたiPhone 14のロックを解除する4つの方法です。手軽さと速さを求めるならiUnlockerの利用をおすすめします。また、iPhone 14がロックされて使えなくなったり、リセットした後にデータが失われたりするなどのトラブルを防ぐためにも、Face IDの利用を検討し、日頃からバックアップをとっておくことをおすすめします。