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五つの方法でiPhoneから別のiPhoneへ連絡先を転送する|iTunesなしで無料

急遽iPhoneからiPhoneへの連絡先を転送したい時や、機種変更して以前の連絡先をそのまま使用したい時に役立つ簡単な方法を、PCの使用不使用それぞれご紹介しています。

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奥田 諒 最終更新日: 2023 / 05 / 17

iPhoneから別のiPhoneへ連絡先を移行したい時、スムーズかつ間違いなく行える転送方法として便利な、5つの方法をご紹介します。 iTunesなし、または無料で使用することができます。

本記事では、iPhoneからiPhoneへの連絡先を転送する方法として、iPhone Data Transferを使用した方法を使い、以下の方法によって、どのように連絡先をiPhoneからiPhoneへコピー、転送、共有するかを説明していきますので、読者の皆様も一緒に見ていきましょう。

パソコンありの転送方法

先程説明した通り、これから説明するiPhoneからiPhoneへ連絡先を転送する方法は、パソコンがある場合とない場合で手順が変わります。

まずは、コンピュータありの場合のiPhoneから別のiPhoneへの連絡先転送の方法2つ、iTunesを使用した方法と、iPhone Data Transferを使用した方法の二通りより、iTunesを使用した方法から見ていきましょう。

iTunesでiPhoneに連絡先を転送する

まず初めに、iTunesを使用した連絡先の転送方法は個別に選択して転送を行う事が出来ません。また、iPhone上に合ったデータも上書きされるため、以上の事に注意して行ってください。

方法は以下に記載しています。

  • 転送元にするiPhoneをPCとケーブルで接続する。PCにてiTunesを起動して、iPhoneアイコンをクリックし、管理メニューからデバイス管理の画面を表示する。
  • 表示したデバイス管理画面にある「概要」をクリックする。その後バックアップセッションから「今すぐバックアップ」をクリックする。
  • バックアップ完了後、転送先にする予定のiPhoneをPCへケーブルで接続する。再びiTunesよりデバイス管理画面を開き、「バックアップを復元」をクリックする。

以上が、iTunesを使用したiPhoneからiPhoneへの連絡先を転送する方法になります。

ただし、この手順を踏むことで、新しいiPhoneへ前のiPhoneにあった連絡先が転送され、データの上書きが行われています。

こちらの方法は、上書きされてもいいという方におススメの方法になるため、データの上書きは行わずに欲しいデータのみを転送したい、という方は、次に紹介するiPhone Data Transferを使って連絡先をiPhoneへ転送する方法をおススメします。

iPhone Data Transferを使って連絡先をiPhoneへ転送する

パソコンを使用したiPhoneからiPhoneへ連絡先を転送する方法、2つ目は、iPhone Data Transferを使って連絡先をiPhoneへ転送する方法です。

先ほど紹介した、iTunesを使用してiPhoneから別のiPhoneへ連絡先を転送する方法では、データが上書きされます。iPhone Data Transferでは、データが上書きされる事なく、iPhone同士で連絡先を転送することができます。

それでは、早速iPhone Data Transferを使用してiPhoneからiPhoneへ連絡先を転送する方法を見ていきましょう。

  • 連絡先の転送元と転送先の2台のiPhoneを一緒にUSBでパソコンに接続する。コンピュータの信頼を求める画面が表示されたら、「信頼」をタップする。
  • ソフトを起動する。メイン画面上部のデバイス名からスキャン元デバイスを切り替える。そこから転送元のデバイスを選択する。
  • 左側のタブで「連絡先」をクリックし、デバイスをスキャンする。
  • スキャン結果から転送したい連絡先を選択し、メニューバーから携帯アイコンをクリックし、転送先のiPhoneを選択する。
  • あとはソフトが転送が完了するのを待つだけ。

以上が、iTransferで、iTunesを使用せずにiPhoneの連絡先を転送する方法になります。

こちらの方法であれば、既存のデータを上書きすることなく新しく転送する事が出来るため、一部のデータを急遽転送する必要が出た際にも重宝する方法です。

一方、iTunesを使用したiPhoneの連絡先を転送する方法は、機種変更を行った直後のデータ転送におススメなのでご自身の環境や用途の合った方法を都度選択して実施してみて下さい。

関連記事:iTransferを使って、動画をiTunesなしでiPadに送信する方法

パソコンなしの転送方法

先ほどはPCを使用したiPhoneからiPhoneへ連絡先を転送する方法でした。次に紹介するのは、PCを使用せずにiPhoneからiPhoneへ連絡先を転送する方法。

こちらはiCloudアプリを使って現在iPhoneにある連絡先と結合する方法、AirDropでiPhoneの連絡先を転送する方法、クイックスタートを使って新しいiPhoneに連絡先を転送する方法と、3つの方法となっているため、より自身の環境に適した方法を見付けやすくなっています。

それではまず、iCloudを使って現在iPhoneにある連絡先と結合する方法から見ていきましょう。

iCloudで現在iPhoneにある連絡先と結合する

iCloudを使用したiPhoneからiPhoneへ連絡先を転送する方法は、主に機種変更後に行われる方法です。手順は以下の通り。

  • 転送元のiPhone画面より、「設定」をタップする。その後〔自分の名前〕から「iCloud」をタップして、転送元のiPhoneのiCloud設定画面に入る。
  • iCloudの設定画面にある、「iCloudを使用していろApp」のすべてを表示、「連絡先」のスイッチ部分が緑色になっている事を確認し、上記の動作を転送先のiPhoneにも同様に行う。
  • 転送先のiPhoneのiCloud設定画面より、「連絡先」のスイッチをオフにする、表示されたメッセージから「iPhoneに残す」を選択する。
  • もう一度「連絡先」のスイッチをオンに切り替えて、デバイス上の連絡先をどうするかというメッセージが表示されるため、「統合」をタップする。

以上で、iPhoneからiPhoneへ連絡先が転送され、統合が行われます。

PCありの方法よりも単純で、iPhoneが2台あればすぐ簡単に行える方法なのが強みとなっている方法なので、短時間でiPhoneからiPhoneへの連絡先転送を済ませたい方におススメの方法。

次に紹介する、AirDropを使用した連絡先の転送方法よりも必要な物が少なく、一気に多量の連絡先が転送出来るため、機種変更の際にも役立ちます。

関連記事:iCloudバックアップでiPhoneのメッセージを復元する方法

AirDropでiPhoneの連絡先を転送する

次に紹介するのは、AirDropを使用した転送方法です。

先ほど紹介した、iCloudを使用したiPhoneからiPhoneへの連絡先転送方法よりも転送出来る量が少量となる方法のため、ちょっとだけ転送したい連絡先があるという方向けの方法となります。

方法は以下の通りで、先ほどより少しだけ工程が多いです。

  • 転送元、転送先双方のiPhoneの、Wi-FiとBluetoothをオンにする。
  • 転送先のiPhoneで、AirDropを有効にする。
  • 転送元のiPhoneにて、連絡先を開き、転送したい連絡先をタップする。選択し終わると画面中央に出て来る、「連絡先を送信」をタップする。送信方法に出てきたAirDropを選択する。

以上で、AirDropを経由しiPhoneからiPhoneへ連絡先が転送されます。

こちらの方法は一括での転送は出来ませんが、その分自分で転送する連絡先を選べるため、一部だけの転送を望んでおり、全ての連絡先をiPhoneからiPhoneへ転送しない場合に便利な方法です。すべての連絡先を一括に転送したい場合は、上記のiTunesを使った方法を使用するか、iTransferを使用して複数の特定の連絡先を一度に転送することができます。

クイックスタートを使って新しいiPhoneに連絡先を転送する

先ほど紹介した、AirDropを使用した方法よりもApp公式が進めている方法として、最後にクイックスタートを使用したiPhoneからiPhoneへの連絡先転送方法をご紹介します。ただし、すでに初期登録を済ませているiPhoneではこの方法が行えないため、機種変更時のみの方法となります。

こちらの方法を使用中は、転送元、転送先どちらのiPhoneも使用できなくなるため、この方法を実戦する際には時間を作って実戦するようにしましょう。

手順は以下の通りです。

  • 転送元のiPhoneをWi-FiとBluetoothに繋げる。転送先iPhoneの電源をオンにし、転送元、転送先双方のiPhoneを近くに置いて、セットアップ画面に出て来る指示に従い設定を行う。その後、転送先のiPhoneをWi-Fiに繋げる。
  • 転送先のiPhoneにて、FaceIDかTouchIDを設定する。
  • データの転送方法を選択する。その後、転送が完了するまではiPhone同士を遠ざけないよう、近くに置いておく。

以上の手順で、iPhoneからiPhoneへの連絡先転送が完了します。

こちらの方法は、アプリやソフトが必要ない分ネット環境やデータの量で時間がかかる方法。時間があり、他のiPhoneを使用しない作業をしながら新しい機種へ連絡先を転送しようと考えている方にはおススメの方法です。

以上3つの方法が、コンピュータを使用せずにiPhoneからiPhoneへ連絡先を転送する方法となります。自身のライフスタイルや、環境、転送したいデータの量などに合った方法を選択し、是非実施してみて下さい。

方法に関してよくある質問

クイックスタートを開始した途端、転送元のiPhone画面から案内画面が消えて進まない。

両方のデバイスを再起動し、再度同じ操作を行います。

クイックスタートの方法時、iCloudを使用した転送方法を選択すれば待機時間は減るのか。

Appやデータはバックグラウンドでのダウンロードが行われるため、転送先のiPhoneはすぐに使用できます。

まとめ

以上が、iPhoneからiPhoneへ、連絡先を転送する方法になります。

PCあり、PCなしそれぞれの方法があるため、PCを経由してPCへデータを保存しつつ、連絡先をiPhoneからiPhoneへの転送を行いたい場合や、今すぐに別のiPhoneへ連絡先の転送を行いたい場合など、自身の需要に合った方法を見付けて、これからはスムーズなiPhoneからiPhoneへ連絡先の転送を皆さんもしてみてくださいね。

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