超実用！iCloudバックアップを使用して失われた写真をiPhoneに復元する5つの方法

iCloudから写真を復元したい、例えば偶然写真を紛失してしまったり、iCloudサービスに課金をして写真を保管することにうんざりしている場合に便利な方法がいくつかあります。

• 新しいiPhone Xを手に入れたので、Wi-Fiを使って古いiPhoneにある最新のバックアップからセットアップをしました。復元後、写真を除いてほとんどのファイルや設定は転送されていました。しかし、なぜこのようなことが起こるのかがわかりません。もちろんiCloud内に全ての写真を確実にバックアップしています。写真が消えてしまった場合、どうすれば復元できるのでしょうか？

iCloudバックアップサービスやiCloudフォトライブラリは、Appleを頼りがちな人にとって、写真やオンライン画像を保存しておくのにピッタリな保存場所です。そのため、万が一何か問題が起こった時は、iCloudバックアップやiCloudオンラインデータベースからiPhoneに失った全ての写真を復元することがあります。

この記事では、削除した写真をiCloudから復元する方法をいくつかご紹介します。

方法1：写真をiCloudの最近削除した項目から復元

AppleのiCloud写真ライブラリは、オンラインで写真を保存したり、全てのデバイス間で同期をする際に便利な方法の1つです。すでにiCloudの設定からこの機能を有効にしている場合は、同じiCloudアカウントと関連するiCloudサーバーに全ての写真が自動でアップロードされています。iPhoneで写真を削除する度に、その写真は「最近削除した項目」のフォルダに30日間移行されます。気が変わってしまった場合でも、icloud.comにアクセスして下記の手順に従って進めると、写真を復元することが可能です。

• iPhoneで使用していたものと同じアカウントで icloud.com にサインイン
• 写真>ライブラリ>最近削除した項目を選択し削除した写真を確認
• 復元したい写真を選択し、下にある復元ボタンをクリック

この作業により、削除した画像はすぐにiPhoneの写真アプリに移動されます。

方法2：iCloudからiPhoneに写真を移動させる（全てを復元する作業）

この方法は、新しいiPhoneにアップグレードしたり、古いiPhoneから新しいiPhoneに写真を移動させる必要がある場合に有効です。これはiPhoneの全データを復元する方法なので、元のiPhoneで全てのデータと設定を消去して削除を行い、バックアップのアーカイブに残したものでiPhoneを復元しなければなりません。そのため、ほとんどの場合はおすすめしません。

iCloudバックアップに含まれている写真を復元する方法：

• 「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」の順でiPhoneをリセット
• iPhoneが再起動し、「Appとデータ」の画面まで進んだら、「iCloudバックアップから復元」を選択
• 必要であればiCloudのアカウントにログイン
• 事前に作成したアーカイブリストから、最も適切なバックアップを選択

最終的に、消えてしまった写真がiPhoneのカメラロールに保存し直されます。

Windows PCの不具合で消えたファイルをパソコンに復元する方法もご覧ください。

方法3: iCloud Driveから写真を復元する

写真が行方不明になってしまう前にiCloud Driveにアップロードしているのであれば、iCloud.comにアクセスして、その写真をダウンロードしたりパソコンに保存することができます。

• Apple IDで icloud.com にサインイン
• iCloud Driveをクリック
• 復元したい写真を選択し、一番上にあるダウンロードのアイコンをクリック

関連記事: iCloudに保存したデータのアーカイブまたはコピーの作成

方法4: iCloudフォトライブラリからパソコンに写真をダウンロードする

AppleのiCloudから写真を取り出すために必要なステップは以下の通りです。

Windowsの場合

• パソコンにiCloudアプリがない場合は、Windows版をダウンロード
• Windows版iCloudを開く
• 写真の隣にある「オプション」をクリックして写真の設定を確認
• iCloudフォトライブラリを選択
• 「新しい写真を自分のPCにダウンロード」にチェックを入れる
• 「終了」を押してから「適用」をクリック

こちらもご覧ください：誤って削除したファイルをPCに復元する方法

Macの場合

• Macで写真アプリを開く
• トップのメニューバーで、写真>設定>iCloud（まだの場合はApple IDでサインイン）の順に進む
• 有効になっていない場合は「オリジナルをこのMacにダウンロード」にチェックを入れる
• 更新が完了したら設定を閉じる
• サブメニューで「写真」をクリック
• Commandを押した状態で複数枚の写真を選択するか、Command + Aを押して一括で写真を選択
• トップのメニューバーに戻り、ファイル>書き出しを選択
• 設定ごとに「写真を書き出す」または「未編集のオリジナルを書き出す」を選択
• 写真の保存先を選択

このようにしてiCloudから写真を取り出すことができます！

パソコンの紛失したデータを復元する方法はこちらをご覧ください。

方法5：バックアップ抽出ツールを使用してiCloudから写真のみを復元する

iCloudの最近削除した項目にお探しの写真が含まれていない場合、iPhoneバックアップ抽出プログラムを使用してみることも可能です。そうすることで、iCloudバックアップから失った写真を入手できるかもしれません。このような場合には、iOS Data Recoveryがおすすめです。Appleの完全に復元してしまうようなやり方とは違って、このソフトではスキャンをしてiCloudバックアップにお探しの写真があるかを確認することができます。そして、個別に復元またはフォルダ内の写真を一括で復元するかを選び、パソコンに保存することが可能です。

さらにこのプログラムでは、iPhoneを最大限にスキャンしたり、行方不明の写真をデバイスのメモリから素早く復元することができます。また、事前にバックアップを作成している場合は、iTunesバックアップから写真を復元することも可能です。

リセットせずに、iCloudにあるiPhoneのバックアップから写真を復元するのはとても簡単です。早速、iPhoneのデータ復元手順を確認してみましょう。

ステップ1: iCloudアカウントにサインイン

ソフトウェアを起動し、左のリストに組み込まれているモードより「iCloudバックアップから復元」のモードを選択します。そして、Apple IDとパスコードをボックスに入力してiCloudアカウントにサインアップします。

ステップ2: iCloudバックアップをダウンロード

ログインが完了すると、ソフトウェアはiPhoneとiPadのiCloudバックアップを全てリスト化します。

バックアップの日付を確認し、削除した写真が含まれているバックアップを選択します。それから、右側にあるダウンロードボタンをクリックします。すると、ダイアログボックスが表示されるので、「カメラロール」、「フォトライブラリ」、および「App写真」を選んでダウンロードと復元を行います。

その後、次へボタンをクリックして写真のダウンロードを開始します。インターネット接続が安定しているか確認してください。

ステップ3: iCloudでバックアップした写真を確認

ダウンロードが完了すると、プログラムがインターフェースにデータ一覧を表示します。

復元プロセスの前に、「メディア」欄の下にある「カメラロール」（またはフォトライブラリやApp写真）カテゴリーをクリックすると、iCloudからダウンロードした写真をプレビューで確認することができます。

ステップ4: iCloudバックアップから写真を復元し、パソコンに保存

次に、復元することが決まったら写真にチェックを入れ、「復元」ボタンをクリックして実行します。ダイアログウィンドウが開いたら、パソコン内に復元した写真を保存するための出力フォルダを設定します。

• 関連記事：未保存のExcelファイルをPCに復元する方法

復元ボタンを再度クリックして、写真が復元されるまで待ちます。すると、間もなくiCloudにあるiPhoneのバックアップから写真を入手することができます。

たったのこれだけです！プロセスが完了すれば、iTunesの同期機能やiTransferというサードパーティーアプリを使用して、抽出した写真をiPhoneに転送することが可能です。このアプリは、iOS デバイス、Android デバイス、iTunes、およびパソコン間でコンテンツを一気に転送するためのデータ管理ツールです。