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【2023最新版】iPhoneとiPadの間で音楽を共有する10つの方法・無料あり

Appleユーザーは、iOS端末の音楽データをiTunesで同期させることに慣れていますが、実は、iTunes以外にもiPadとiPhoneの間で自由に音楽を共有する方法はたくさんあります。無料でも可能です。

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奥田 諒 最終更新日: 2023 / 05 / 24

iPhoneとiPadの間で音楽を共有するというと、iTunesを使ってAppleデバイス間でデータをやり取りするイメージを持つ人が多いようです。もちろん、Appleのサービスをワンストップで利用することで、データをより体系的に整理できます。しかし、AppleはiTunesからiPadやiPhoneに楽曲をインポートするサービスを提供しているが、データを逆に転送することはできません。また、iTunesの操作に不慣れな場合、同期によるデータが失われるリスクもあります。

実際、Appleは iTunes以外にも、iPhoneとiPadの間で音楽を共有する方法をたくさん提供しています。またはiPhone Data Transferのような信頼できるデータ転送アプリを使って、iTunesと同期せずに直接iPhoneとiPadの間で音楽を転送することもできます。

公式で安心!Apple アカウント / サービスを使用

iPhoneとiPadの間で音楽を共有・転送するには、おなじみのiTunesのほかにもさまざまな方法があります。パソコンで処理する有線転送のほか、BluetoothやWiFiを使った無線転送もあります。ここでは、Appleの公式アプリケーションやサービスを利用する5つの方法をまとめました。これらの方法の中には、有料サービスがあるのをご注意ください。

iTunesでiPhoneとiPadの間でミュージックを同期

iTunesに送信先の音楽ファイルがすべて保存されている場合は、 iTunesを介してiPhoneとiPad間で音楽を同期するは最も簡単な方法です。

  • メモ:iTunesとiPod、iPad、およびiPhone間のデータ転送は一方的なものであるため、iTunes上の音楽と送信先の音楽ファイルが異なる場合は、この方法を選択しないでください。後に続く他の9つの方法をご参照ください。

iTunesを起動してから、受信先のiPadまたはiPhoneをケーブルでPCに接続し、デバイスの概要画面に入ります。設定欄で「ミュージック」を選択し、 「ミュージックを同期」をクリックします。

ホームシェアリングを使ってiPhoneとipadの間で曲をシェア

先ほどの方法と同様に、パソコン(iTunes)に送信先の音楽ファイルをすべて保存しておけば、「ホームシェアリング」を利用してiPhoneとiPad間で音楽を共有することができます。

  • メモ:この方法を利用するには、次の3つの条件を満たす必要があります: ①すべてのデバイスが同じホームWi-Fiに接続されていること ②すべての AppleデバイスOSが最新バージョンに更新されていること ③すべての Appleデバイスが同じApple IDアカウントを使用しており、そのアカウントから購入したアイテムを再生する権限があること。上記の3つの条件が満たされない場合は、以下の他のアプリを使用した送信方法をお読みください。

このサービスを使用する前に、まずコンピュータに設定する必要があります。

Windows PCの場合:

  • iTunesを起動し、メニューバーから「ファイル」>「ホームシェアリング」>「ホームシェアリングをオンにする」の順にクリックし、 Apple IDでサインインします。

関連記事:Windows Media PlayerからiPhoneに曲を転送する方法

Macの場合:

  • 「システム設定」を開き、「一般」>「共有」の順に選択し、「メディア共有」をオンにします。
  • 感嘆符「!」の情報ボタンをクリックして、「ホームシェアリング」を選択し、 Apple IDを入力して「ホームシェアリングをオンにする」をクリックします。

次に、iPhoneとiPadで「ホームシェアリング」をオンにします。「設定」> 「ミュージック」>「ホームシェアリング」をタップし、「サインイン」をタップして、「ホームシェアリング」で使用したApple IDでログインします。

設定が完了したら、iPad、iPhone、およびコンピュータが同じWi-Fiネットワークに接続する時、コンピュータでミュージックAppやiTunesを開き、iPadまたはiPhoneで共有された音楽を再生することができます。

  • メモ:共有された音楽を表示する方法:ミュージックAppを開き、「ライブラリ」>「ホームシェアリング」に移動して表示します。画面に表示されない場合は、「編集」をクリックし、「ホームシェアリング」をタップしてから「完了」をタップすると表示されるようになります。
  • または、「ファミリー共有」を使って、iPadとiPhoneの間で音楽を共有することができます。これは、購入したアイテムをファミリー共有グループ内で共有する方法です。

AirDropでiPhoneとipadの間で音楽を共有

使用しているAppleアカウント、またはiPhoneとiPadの両方のアカウントがApple Musicをサブスクリプションに登録している場合、iOSデバイス間で音楽を転送するにはAirDrop(エアドロップ)が適しています。

  • メモ:Apple Musicに登録していない場合、曲が再生できないことがあります。

まず、両方のデバイスが効果的なネットワーク通信に接続されており、Bluetoothを使用できることを確認してください。

Apple Musicを開き、送信する曲やプレイリストなどを選択し、3つの点の「その他」ボタンをタップします。「曲を共有」をタップし、オプションから「AirDrop」を選択し、転送リストでiPadまたはiPhoneを見つけてタップします。

受信先のiPadやiPhoneにメッセージが届いたら、「表示」をタップします。

iTunes Storeで購入した音楽のダウンロード

iPhoneとiPadで同じAppleアカウントを使用している場合、自動ダウンロード機能を使用することで、iPadとiPhoneで新しく購入した音楽を同期することができます。

受信先のデバイスでiTunes Storeを開き、「購入済み」>「ミュージック」をクリックし、そこから同期したい音楽を選択し、ダウンロードボタンをタップしてダウンロードします。

ライブラリを同期で曲を追加(iCloudミュージックライブラリ)

Apple MusicまたはiTunes Matchに登録している場合、同じ Apple IDを使用するデバイスで「ライブラリを同期」を使用することができます。

  • メモ:「ライブラリを同期」は、 Windowsコンピュータでは「iCloudミュージックライブラリ」と表記されています。

パソコンでiTunesを起動し、iCloudミュージックライブラリを登録しているApple IDでiTunes Storeにサインインします。

  • メモ:「iCloudミュージックライブラリ」を使用すると、iTunes経由の同期は利用できなくなりますのでご注意ください。つまり、2つのサービスを同時に使用することはできません。また、デバイス上でiCloudミュージックライブラリがオンになっている場合、デバイス上の既存の曲は置き換えのために削除されますので、 iTunes同期の使用からiCloudミュージックライブラリ同期に切り替える場合は、事前にバックアップを取っておきましょう。

iTunesのメニューバーから「編集」>「環境設定」>「一般」の順でクリックし、「iCloudミュージックライブラリ」をチェックします。

同じApple IDを使用しているiPhoneとiPadで、「設定」アプリを開き、「ミュージック」に移動し、「ライブラリを同期」のスイッチをオンにします。

アカウントの制限を破る:第三者のアプリを使用

Apple公式の方法が面倒だと感じ、デバイス間の同期をわかりにくいと思う場合は、他のアプリを使用してiPhoneとiPad間で音楽を共有することもできます。ここでは、例として、iPadとiPhoneの間に曲を共有するための5つの信頼できる方法を紹介します。どちらも同期せずにiPhoneとiPad間で音楽を転送できます。

iPhone Data transferでiPhoneとipadの間で曲を直接に追加

まずはiPhone Data Transferを使用した方法を紹介します。このアプリの利点は、音楽をコンピュータにエクスポートすることなく、 iPhoneやiPadに音楽を直接転送できることです。また、同期も行われません。

iPhone Data transferをインストールしたら、アプリを起動し、iPadとiPhoneをケーブルでパソコンに接続します。

アプリの画面の上から送信デバイスを選択します。ここでは、iPadからiPhoneに音楽を送信する場合を例にとるので、iPadを選択します。

「音楽」タブを選択すると、アプリがiPad内の音楽ファイルを自動的に読み取ります。

読み取りが完了したら、右側のペインで転送したい音楽を選択して、メニューからiPhoneアイコンをクリックして、音楽をiPadからiPhoneへ直接に転送します。

上のデバイス名をクリックしてiPhoneの画面に切り替えると、先ほど送信した曲がiPhoneに取り込まれていることが確認できます。

関連記事:iTunesなしでパソコンからiPhoneに写真を移す方法

転送ソフトで曲をPCにエクスポートし、iPhoneとiPadに転送

上記のiPhone Data transfer以外にも、iPadとiPhone間で音楽ファイルを転送できるデータ転送ソフトウェアがあります。

iCareFone

これは、 iPadとiPhoneの間で音楽を転送するための専門的なソフトウェアです。その使い方は次の通りです。

  • ソフトウェアを起動し、 iPadをコンピュータに接続し、「音楽」タブを選択します。
  • iPadの音楽をコンピュータにエクスポートし、エクスポートが完了したらiPadをPCから取り出します。
  • iPhoneをコンピュータに接続し、「音楽」タブを選択して、「インポート」をクリックします。「参照」で、 先ほどiPadからエクスポートした音楽ファイルを見つけて、 iPhoneに転送します。

この方法は、音楽をパソコンにエクスポートしてからiPhoneに転送する必要があるため、効率と操作の容易さから、上記のiPhone Data transferをお勧めします。

FoneTool

このソフトは、上記のiCareFoneとほぼ同じ仕組みで、iPadからパソコンに音楽をエクスポートしてから、パソコンからiPhoneに音楽を転送する必要があり、直接転送することもできません。

クラウドサービスでiPhoneとipadの間で音楽を同期

パソコンを使用したくない場合は、第三者のクラウドサービスを使用してiPadとiPhone間で音楽を同期することもできます。クラウドサービスはたくさんありますが、それらの使用方法は似ています。基本的には、送信先のデバイスで音楽をアップロードし、受信先のデバイスで音楽をダウンロードするという仕組みになります。曲のサイズが大きすぎる、ネットワークの通信が悪い場合は、転送プロセスが非常に遅くなる場合があります。また、一部のクラウドサービスでは、転送できるファイルのサイズと数に制限があります。

SNSアプリで曲をiPhoneとipadの間で共有

チャットウィンドウで音楽ファイルを直接転送するだけでなく、アルバム / アーティスト / プレイリスト全体をSNSで共有することもできます。

送信先と受信先のiPhone/iPadでSNSにログインします。

送信先でApple Musicまたはその他の音楽アプリを開き、共有したい曲 / アーティスト / アルバム / プレイリストを見つけて「共有」を選択し、オプションからSNSを選択してチャット相手(受信先)に送信します。

受信先のiPhone・iPadでSNSにログインし、転送した音楽ファイルを保存するか、共有リンクをタップすると、共有した音楽を受信先のiPhone・iPadで聞くことができます。

  • メモ:利用している音楽アプリやSNSアプリによっては、楽曲を再生するためにアプリをダウンロードする必要がある場合があります。

オンライン音楽アプリでiPadとiPhoneの間で曲をシンクロ

この方法は先ほど紹介したApple Musicに登録する方法と似ています。しかし、この方法はApple アカウントによる制限を受けません。

Apple Music以外にも、優れた無料の音楽アプリがたくさんあります。iPadとiPhoneに同じ音楽アプリをインストールし、同じアプリのアカウントをサインインすれば、お気に入りの音楽や作成したプレイリストをiPadとiPhoneの間で共有することができます。

あとがき

Apple公式の5つの方法と、他のアプリを使った5つの方法で、ここまでにiPhoneとiPad間で音楽を共有する方法を10個紹介してきました。いかがでしょうか?

違いデバイスで音楽を聴きたいだけなら、Appleの方法を使用するか、他の音楽アプリを使用するだけで十分です。しかし、音楽ファイルを転送する必要がある場合、同期せずにiPadとiPhoneの間で直接音楽ファイルを転送することができるiPhone Data Transferがいいでしょう。

簡単・高効率:iPhone Data Transfer

  • iPhoneとiPad間での簡単なファイル転送
  • iPhoneにアクセスしコンテンツを自由に管理
  • iPhoneとパソコンの壁を取り払う
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